2012年3月31日土曜日

Optimus LTEで普通の3極のイヤホンは使える

久しぶりの更新ですが、今回は電子工作とはあまり関係のない話です。
僕もついにスマートフォンデビューですよ!ということで、Optimus LTEというのを使っています。
せっかくのスマートフォンなので動画などを見てみたいと思いました。
やはり、家族の前や公共の場所ではイヤホンがあったほうがいいと思い、イヤホンを探してみました。
スマートフォンのイヤホン端子は、基本的に4つの電極があります。
たしか、プラグの先端から順番に、左のイヤホン、右のイヤホン、GND、マイクにつながっていたと思います。
しかし、4極のイヤホンは僕が見たものでは800円以上しましたし、100円ショップにはありませんでした。
そこで、もしかしたらマイクがない3極のイヤホンが使えるのではないかと思いました。
3極のイヤホンでは、プラグの先端から順番に、左のイヤホン、右のイヤホン、GNDの順番です。
3極のイヤホンでGNDになっているところが、4極のイヤホンでは真ん中に区切りがあり、マイクとGNDになっています。
ということは、4極用の端子に3極のイヤホンを差し込んだ時、マイク端子はGNDとつながるはずです。
マイク端子は抵抗で電源にプルアップされているはずなので、GNDとつながってもショートすることはないと思い、実際に試してみました。
イヤホンを接続し動画を再生してみると、イヤホンから音が聞こえます。どうやら、音は出るようです。
ここでもう一つ疑問が出てきました。もしかして、イヤホンが3極だということが認識されて、本体のマイクがそのまま使えるか?
そこで、Googleの音声検索を起動して試してみると、確かに本体のマイクは使えています。
結果、3極のイヤホンが接続された時は、音はイヤホンから出て、マイクは本体のものが使われるということがわかりました。

今回はこれだけです。べ、別にネタが…いや、本当にネタが無かった。
今度こそ電子工作関係の記事を書きます。乞うご期待!

2011年11月1日火曜日

電池1本でLEDを光らせる!

今作っているものがうまくいかないので嫌になって、1.5VでLEDを光らせる回路を作りました。
よくあるジュールシーフ(Joule Thief)というやつです。
まずは普通に2SC1815を使ってやってみました。
コイルは自分で巻く代わりに、抵抗のような形をしたインダクタを二つ並べました。
光らない時は抵抗と並列にコンデンサを付けるといいらしいのですが、
これはコンデンサが無いと光りません。

次は、トランジスタを二つ使ってダーリントン接続してみました。
これはコンデンサが無くても光りますが、大きくなってしまいます。

次は、適当に思いついた回路です。
PNPのトランジスタを使って、LEDのアノードが電池のマイナスにつながる変な回路です。
普通は昇圧回路ですが、これは負電圧を作る回路になっています。
回路図はこんな感じです。トランジスタが違う以外は、同じ部品を使っています。
光らせるとこうなります。コンデンサが必要です。
最後に、適当に自分で巻いたコイルを使ってみました。
コードにはさんだりするアレに巻きました。8回巻いています。
これはコンデンサが無くても光ります。

べ、別にネタがないからやったってわけじゃないんだからね!

2011年8月3日水曜日

NJM2360でLEDを点滅させてみた

NJM2360は昇圧回路などの電源に使うICですが、こんなことを考えました。
「結局これって、停止機能がついた発振回路じゃない?」
というわけで、NJM2360を使ってLEDを点滅してみることにしました。
普通は10kHz以上の高い周波数にするらしいですが、今回はコンデンサに22uFの電解コンデンサを使うことにしました。
それ以外は、NJM2360のトランジスタをLEDにつないだだけです。
回路図はこんな感じです。
結果は、LEDを点滅させることはできましたが、LEDが消えている時間がとても短いです。
一瞬だけ消えているような感じです。
これはもしかしたら別のことに使える... かな?

おまけ
テスターで測る時、押さえているのが面倒だったりするのを解決するために、
ワニ口クリップで付けられるようにするものを作ってみました。
テスターの棒に取り付けられるようになっています。

2011年7月16日土曜日

グルーガンですか?いいえ、コイルガンです!

なぜかグルーガンを改造してコイルガンにするということを思いついてしまったので、
今回はそれを作ってみました。前のコイルガンの部品をほぼそのまま使っていますが、コンデンサは三つに増やしています。


こんな感じです。プラスチックの箱もグルーガンも100円ショップで買ったものです。
できるだけグルーガンの形を変えないつもりでやったので、グルーガンの引き金をそのまま発射スイッチにしました。(それでかなり苦労しています。)
最初は、昇圧回路やコンデンサなどの箱もすべて本体に取り付けるつもりでしたが、難しそうなので、
サイリスタとサイリスタ用電池だけを本体に入れようと思いましたが、電池が入らなかったので、
急遽、別の箱に入れることにしました。そのため、昇圧回路やコンデンサが入った箱と、サイリスタ用の電池は別の箱に入っています。
サイリスタは本体の中に入れることができました。
スイッチを作るのは思ったより大変でした。ボルトとナットがぶつかって電流が流れる仕組みですが、
ハンダが付きにくかったのと、固定するのが大変でした。
ちなみに、それに使ったため、発射する弾として使うナットがなくなってしまい、ナットを三つ付けたボルトだったのが、ただのボルトになっています。
コイルが見えないので、ちょうどいい位置に弾を持っていくのが難しかったのですが、
目印をつけた割り箸を使うことでなんとかしています。
それでもやっぱり使い捨てカメラのコンデンサが三つなので、そこまで威力は強くありません。
ちなみに、サイリスタ用の電池を入れる電池ボックス(といっても、使い捨てカメラの基板から接点を取って箱に取り付けただけ)のフタを閉めると電流が流れなくなって発射できなくなることがある、という不具合が残っています。

2011年7月6日水曜日

コイルガン作ってみた。

今回は、コイルガンを作ってみました。(でも実はいろいろあって1週間以上経っています)

こんな感じです。




コイルの巻き方はそんなに綺麗じゃないです。
使い捨てカメラの基板をそのまま使いましたが、コンデンサが1つなのでそこまで威力はありません。
発射するものも、作るのが面倒だったのでただのネジです。
コイルの長さは3cmで、0.6mmのエナメル線を巻きました。
「SCF25C60」というサイリスタを使っています。
買ったエナメル線は10メートルあったのですが全部は使っていないのでまだ残っています。
自分の手に撃ってもそんなに痛くないです。
発射しても飛ぶ距離はそこまで長くないので、すぐに落ちて床を滑るようになってしまいます。
これからさらに改良が必要です。

2011年6月17日金曜日

実験用の電源を作ってみた。

電圧を変えられる電源が欲しいと思ったので、ほぼ0Vから13Vまで調節できる電源を作ってみました。
0V近くから変えられるというところが重要ですが、
それでは3端子レギュレータなどのよく使われる部品が使えません。
15VのACアダプタを使うようにしたのですが、LM317では2V以上高い電圧が必要なのでぎりぎりです。
なので、LM358などを使って作ってみました。
回路はこんな感じです。
出力のところにコンデンサが無いと変になるのですが、
そうすると電圧を変えた時の変化が遅くなってしまうみたいなので定電流ダイオードを付ける必要があります。

中はこんな感じです。(まだスイッチなどの配線をしたりヒートシンクを付けたりしていない状態)

実は、作っている途中で2回失敗しています。(基板の銅箔がはがれたり)
ヒートシンクを取り付ける時、トランジスタの前から導線が出ているのでネジをしめるのが難しかったのでラジオペンチで回したりしています。

100円ショップで買った箱に入れるとこうなります。(ボリュームのつまみはまだ付いて無いです)

LEDはついているのですが、フタが透明ではないので見えません。
穴を開けてフタのところに付けようかとも思っていましたが、やめました。

2011年4月12日火曜日

基板に組みました。

前回書いた、光を音に変換する回路を基板にハンダ付けして組み立てました。

ブレッドボードのままだと線が抜けることがあり、さらに別の回路にブレッドボードを使いたくなったので、ハンダ付けは苦手ですが、基板に組むことにしました。

こんな感じです。

基板には、普通のユニバーサル基板ではなく、ブレッドボードと同じ配線になっている基板を使いました。

この基板を使えば、ハンダ付けが苦手でもできるかな?と思ったのですが、
ハンダ吸い取り線を使って、間違って付けてしまったハンダを取ろうとした時、吸い取り線が基板にくっついてしまいました。

そしてハンダゴテでハンダを溶かして外そうと思い、外すことはできたのですが・・・

基板の銅箔がはがれてしまいました!

どうしようかと思いましたが、 部品の足と、無事だった周りの銅箔を、ハンダとスズメッキ線でそのままつなぐことにしました。

ちなみに、この記事は、製作してから書くことを決めて、実際に書きはじめるまでかなり時間がかかってしまいました。(もしかしたら一週間以上?)